
2024年に「八尾市の魚類図鑑」というものを作り販売しています。
誰でも楽しめるように写真にこだわって作ったのですが、手に取っていただいた方からよくいただく質問が
「どうやって撮影しているんですか?」というもの。

白バックにする方法は公開していないので、控えさせていただきますが、
あまりにも川魚(日本産淡水魚)の撮影についての情報がないので、
撮影で使用しているカメラやレンズについて説明させていただこうと思います。
使用しているカメラ

もともと10年以上前の学生時代に購入したカメラをずっと作っており、
機種はNIKONのD5300です。
センサーサイズはAPS-C。
めちゃくちゃ初心者カメラです。
シャタースピードとISOなどを設定できれば初心者カメラでも問題ないと考えています。
でも、最新のミラーレスカメラはフォーカス速度が断然違うので、
動き回る川魚を撮るのは効率的になるはずです。
最近はSONYのα7Ⅳを購入し、色々と試していますが、フルサイズの光の取り込む量やフォーカス速度、連射速度など、
色々と驚きがすごいです。

また、iPhoneでも試したことがあるのですが、明るさやシャッタースピードの問題であまりいい写真は撮れませんでした。
個人的な感想になりますがダイナミックレンジの差もあるかと考えています。
レンズについて
ズームレンズ
そもそも身近な生き物の撮影を考えていたので、それほどレンズも持っていませんでした。
最初はD5300のズームレンズキットの18-55mm/f3.5-5.6しか使用していませんでした。
このレンズ、オイカワとかのある程度のサイズの魚類では全く問題ないです。

ある程度大きい魚類に使用している理由は、ズームすればトリミングが必要ないサイズで撮影できるから。
私の場合は、印刷も視野に入れて撮影していたので、写真が荒くならないようにトリミングは基本的に考えていませんでした。
APS-Cカメラなので、フルサイズよりも大きく映し出せるため、結構使い勝手はいいです。
そしてまずは比較的大きな魚類を撮影していましたが、次第に問題が生じてきます。
一番頭を抱えたのが「ミナミメダカ」です、、
そして新しいレンズの導入を決意しました。
2本目に選んだマクロレンズ
ミナミメダカを撮影するためのレンズを色々と考えました。
そして出した結論が「マクロレンズにしよう」。
選んだレンズはAi Micro-Nikkor 105mm F2.8S。
水槽に入っている川魚は、水槽が邪魔になり目一杯よれない時があるとおもい中望遠のマクロレンズにしました。
中でもこのレンズ、中古はめっちゃ安かった、、、
レンズ購入後に驚いたことがあり、「このレンズ、オートフォーカスできない、、、、、、、、、、、」、、、、、。
初心者カメラすぎてカメラ本体にモータがないだかで、アートフォーカス対応レンズなものの、
マニュアルフォーカスでしか撮影できなかったのです、、、
で、買ったからには使うしかないんですよね。でも、使ってみたらマニュアルフォーカスめちゃくちゃ楽しかったです。


めちゃくちゃ試行錯誤しながらですが、さまざまな写真が撮れるようになりました。
基本的にはこの2本をフル活用して撮影しています。
あと、おまけでソフトについて
ホワイトバランスなどを調整するために、パソコンの写真補正ソフトも購入しました。
Affinity Photoというソフトです。
これ結構色々なことできるし、買い切りだし、でかなりいいです。
当時は6,000円くらいで買えたような気がします。おすすめです。
まとめ
川魚(日本産淡水魚)の撮影機材についてまとめです。
カメラ:D5300
レンズ:標準ズームレンズ、マニュアルフォーカスの中望遠マクロレンズ。
初心者カメラで人に関心を持ってもらえる写真は撮影できます。
スマホでは難しそうです。
いわゆるレンズ一体型のデジカメは試したことないのでわかりません。
必要なのは愛着と気合いだと思います。
こういう情報なかったからどこかの誰かの役にたてれば幸いです。